レモンの季節到来

みなさま、bonjour!

愛する畑@江の浦ではレモンの季節到来。

ミモザももうすぐ咲きそうです。

わたしのレモンたちは晩秋から少し黄色くなって、

毎年2月に収穫するのです。

ここ数年は100個以上もの実が毎年なって、生徒さんたちと収穫祭を

楽しんでいました。

と、と、とところが、今年はなんとたった8個。。。。

2/4に行って、ショックを受けました。

2020年4月から深刻化した新型コロナの影響で、教室主催の

畑イヴェントも去年2月のレモン収穫祭を最後に全部中止。

おととしの2019年は毎月大勢で出かけ、レモンに声をかけていたけれど、

去年はそれがほぼゼロでした。

わたしは、これが不作の原因じゃないか、と勝手に考えています。

(ご近所のミカン農家さんは「ま、そんな年もあるよ~」と言っていますが。。。)

うちのシトロンちゃん(この木の名前)にはみんなの愛情が欠かせなのね~。

わかるわかる🍋🍋

このシトロンちゃん(レモンの木)はもうかれこれ13年ほど前、

当時通ってくださっていた生徒のKさんが贈ってくださり、

みんなで植樹したんですよ。

Kさんのご主人は植木屋さんで、この元気なシトロンちゃんを畑開墾の記念にと

選んでくださったのです。

が、悲しいことにこのご主人は間もなくして病に倒れ、小さな僕とKさんを残し

天国へ。

この木を見るたびに、「シトロンはこんな元気なのに。。。」と

Kさんのご主人を思います。

畑のあるこの地をわたしが愛している理由。

その一つは、ここから見渡す海(相模湾)の景色が、

南仏コートダジュールの海景にそっくりだから。

フランスで暮らしていた頃、パリのアパルトマンをシェアしていた

Arnaud(アルノ)が南仏出身で、その縁で良く通ったんです。

コートダジュールは、懐かしい思い出のある海なのです。

そしてもう一つの理由は、人がものすごく少なく、

よいエネルギーを与えてくれる地だから。

わたし達 人間って細胞の塊ですよね。

目に見える臓器や骨、筋肉の集合体、まぁ、いわば「物体」なのです。

それと同時に、見えないもの(エネルギー)も持ち合わせています。

わたしは、その両方が健全であることが、本当の健康だと考えています。

その意味において、「エネルギー」に満ち「気」の良い土地はとても大事だと

考えています。

畑のある江の浦は、都心からも日帰りできちゃうし、素晴らしいエネルギーの充電叶う

理想的な地です。

Kさんのご主人はもういないけど、シトロンちゃんはしっかりこの畑に根を下ろし、

いまも私たちをハッピーにしてくれています。

青山にいる日々で、この木とこの海を思わない日はほぼないです。

これからも愛情を注ぎ続け、次のレモンの季節にはまた多くの実がなるよう、

心から祈ります。

2月 20, 2021パリ15区ブログ

Posted by paris15cooking